基本情報技術者試験 (FE) 科目 B — 擬似言語
変数と型 — 基本情報 擬似言語の書き方
擬似言語の変数は「型: 名前 ← 初期値」の形で宣言する。← は代入を表し、右辺の値を左辺の変数に入れる。宣言と初期化はまとめて一行に書ける。
変数は「型: 名前 ← 初期値」で宣言する
基本情報の擬似言語では、変数を使う前に必ず宣言します。書式は型: 名前 ← 初期値 の 3 点セットで、初期値は省略できます。
整数型: 個数 // 宣言だけ (値は未定義)
整数型: 個数 ← 3 // 宣言 + 初期化
整数型: 個数, 単価 // 同じ型なら複数まとめて宣言できる← は「右辺の値を左辺に入れる」ことを表す代入演算子です。 Python の =、TypeScript の = に相当します。 数学の等号ではなく 方向を持った矢印 なので、3 ← 個数 のように逆に書くことはできません。
使える基本の型は 4 つ
基本情報の擬似言語で頻出する基本型は以下の 4 つです。
- 整数型: 0, 1, -42 のような小数点のない数値
- 実数型: 3.14, -0.5 のような小数点を含む数値
- 文字列型:
"abc"のようにダブルクォートで囲む - 論理型:
trueかfalseのどちらか一方
型は間違えると実行時にエラーになります。例えば整数型の変数に 文字列を代入することはできません。まずは正しい型に正しい値を入れる、 という基本を体に染み込ませておきましょう。
ブラウザで動かしてみる
下のエディタに 個数 × 単価 で合計を計算する短いコードが入っています。▶実行 を押すと最後まで実行され、一行ずつ実行 を押すと 1 行ずつ止まりながら 変数の値の変化を右側の表で追えます。値を書き換えて何度も試してみてください。
変数
出力
実行後、右側の変数テーブルに 個数, 単価, 合計 の 3 つが並び、出力コンソールに 600 と表示されれば成功です。
初期化しないと「未定義」のまま
宣言だけして初期値を与えないと、その変数は「未定義の値」を持ちます。 未定義の値を計算に使うと実行時エラーになるので、宣言と同時に初期値を与える のがおすすめです。特に足し込み用の変数は 0 で初期化するのが定石です。
整数型: 合計 ← 0 // 0 で初期化して足し込む
整数型: 積 ← 1 // 1 で初期化して掛け込む試験でつまずきやすいポイント
- ← と = の混同: 比較は
=、代入は←です。C 言語や JavaScript とは記号が逆に見えるので注意 - 初期化忘れ: 合計を計算するコードで初期化を忘れると「未定義 + 数値」となり実行時エラー
- 型の取り違え: 整数型の変数に
3.14のような実数を代入すると実行時エラー。試験でも「型がおかしい選択肢」がよく引っかけに使われます
変数と型の書き方が読めるようになったら、次は 条件分岐 (if / elseif / else) に進みましょう。
よくある疑問
理解できたか試す / 自由に動かす
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